□2007年5月25日(金)□ Yhoo! オークションで手に入れたトリオのオールド・チューナーの【KT 6005】です! オークションの出品者の説明には「この5月11日まで使っていました.」と有りましたが、 とてもじゃないけど 5年は使っていなかったと思える程、各スイッチにガリと接触不良が有りました. ボリュームにガリ有り.最悪なのは、AM FM MONO 切り替えスイッチにガリが有って、 なおかつ、右チャンネルから音が出ていませんっ! あ〜、やられたっ!と思いました. 仕方が無いですね〜.レストアしなくちゃ仕方無い……. オークションは、実際に商品を見る事が出来ないので、 こういったリスクは常に付きまといます. で、 jeff がお世話になっている「CLARUS35」さんへ問い合わせた所、 分解清掃のアドバイスをいただきました! よ〜し、今日レストアするぞっ!!と……レストアに入った jeff なのでありますっ! まず、ボディを分解します. 横のパネルを2枚外します.アンダー・カバーとアッパー・カバーを外します. この固体のアッパー・カバーは、サンド・ブラスト仕上げで新品の様に綺麗です. 上下のカバーを外したら、前面パネルを外します. 上下に5本の小さなビスが有ります.前面パネル・サイドにメッキのプラ部品が有りますので、 これも外します.メッキ部品は緑青が出ていたので、エタノールを染み込ませたボロ布で拭きました. 本当ならばメラミン・スポンジで磨くのが良いと思います. 前面パネルが外れたら、これをマイ・ペットで洗浄します. AM & FM の表示パネルは、長い間のホコリで汚れていましたので、ここはマイ・ペットやエタノールを使わないでボロ布で拭きました. 思ったより凄く汚れていたので、レストア後は光が明るくなった様になりました! いよいよ本題に突入です! 固体を裏返しにして、ボリュームの可変抵抗を見ます. 小さな穴が開いているので、そこからエタノールをスポイトで垂らします. エタノールを垂らしたら、しばらくボリュームをグリグリやってから、通電して確認します. この洗浄でガリはまったく無くなりました. AM & FM 切り替えスイッチも同様に固体を裏返してエタノール洗浄しました. 実は、jeff は片チャン出力無しのオーディオって、もっと重症なものなのかと思っていましたが、 今回の片チャン出力は簡単な洗浄で、両チャンネル出力になりました! 後は、分解と逆の作業の組み立てを行って完成ですっ! 完成したトリオ・チューナーのパネルは大変綺麗に感じます. こういったお気に入りは音楽を聴く時には絶対に必要な感覚です. だだ、惜しいのは、チューニングメーターの針ですね. 塗装が剥げてボロボロになっていますが、メーター自体がアッセンブリーなので、 レストア不可能でした.このままで楽しみますっ! |
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