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★音楽論評Vol.1★


音楽論評【2002年6月30日号】


いに出ましたっ!
「SHELLING FORD」さんの第二弾CD!「LIFE」!
皆さん、ご存知の通り、メーザー・ハウスで講師をしていらっしゃる、教授=宮坂直樹さんの第二弾 CD ですっ!



まず、一言、、、.
ばらしいですっ!
いまや、「レッド・ツェッペリン」と並んで、jeff の愛聴版となっております.

それにしても、ボーカルの「WAKANA」さん、歌、めちゃうまっ!
jeff もこんなボーカリスト欲しいです、、、、、.

いや、「WAKANA」さん、上手いだけじゃないですね、すごく良いです.
いい声、いい雰囲気、いいリズム、、、、.そうです、言う事有りません. jeff のつぼにバッチリハマっております.

jeff 個人的には、1と8が好きです.
愛車、MR=S の中で、リピートかけて聞いています.

坂直樹さんとは、メーザーで UNIX について教えていただいております.
jeff は、今、この時間が一番好きです.
今は、jeff=パソコンですからね.(録音技術などを含めて、、、.

宮坂教授のセンス、凄いです.
時代のつぼを得ています.

jeff は、いつも生徒さんに言うのですが、「時代と併走しないといけない」のですね.
流行と言うものは、無視出来ない文化です.
文化は、芸術ではない場合も有りますが、無視は出来ません.
その、時代の流れを敏感に感じ取る事は、音楽家として大成するのには、必須条件です.

jeff は、宮坂教授が、敏感な時代を感じ取るセンス、触手を持っている事に驚くと共に、
これからの、音楽時代を担って行く先駆者としての才覚を発見するのです.

jeff Carlton




音楽論評【2003年6月29日号】


や〜〜、この二週間位、大変な事になっております.
jeff が35年ぶりに「レッド・ツェッペリン」にフリ〜クしておりますっ!

とにかく、「レッド・ツェッペリン」は音源(レコード・死語?)でしか聞いて来ていなかったので、この映像はョックですっ!
コードで聞くと、大変広がった音圧のバンドに聞こえたのですが、
このビデオを見ると、非常にコンパクトなのがわかります.
特に、ジョン・ボーナムの、ストロークは大きいのだけれど、音量を押さえた叩き方は感激物です.
初期のラジオ録音などでは、2ポイント・マイクで録っていて、その時のバス・ドラからスネア〜までの音量バランスが最高です.
最近特に思うのですが、ドラム・セットはマルチで録るのでは無く、ステレオで録るのが良いのでは無いかと思っています.
バランスは録音技術で作るのでは無く、ドラマ〜本人が作るものなのでは無いのか、、、. そう思っています.
だだ、ジョン・ボーナムも売れてくるとマルチってしまっていますが、、、、.(残念っ!)

ースいいですねっ!
こんなはじき方をしていたのですねっ!知りませんでした.(ツェッペリンに関しては完全なる勉強不足です)

ジョン・ポール・ジョーンズって言う名前は、日本人だと鈴木太郎次郎って感じですか?

とにかく「レッド・ツェッペリン」は、jeff が高校一年生の時にデビューしたのですが、
それまでのミーハー・バンドと同じ様に感じましたね.
jeff は、「ヤード・バーズ」を体験していませんでしたので、「レッド・ツェッペリン」は、
ただのロックのグループって言う印象でした.

もし、このDVDを高校時代に見る事が出来たら、、、、. 人生変わっていたと思います.
それだけこのDVDはインパクトがありますっ!

ミー・ページは、上手くないっ!
なんてどこの誰が言い始めた事なのでしょうか?
まったく出鱈目の大変間違った認識ですっ!
あのコード E7 で、ず〜〜っと弾き続けて下さい.
まず、右手が動きませんね.テンポはどうと言う事は無いのですが、
時間的持続性ですね.
ず〜〜っと、ず〜〜っと、引き続ける持続性が、大変難しいです.

まに、わ〜〜っ、となる事有りませんか?
ギターを一生懸命練習したり、音楽理論の勉強をしたりしている時に、
もう、こんな事どうでもいいやっ!!好きにやらせろっ!!、、、、って思う事、、.

ジミー・ページがやっている事.
それがこれですっ! きに弾くっ!
誰からも文句を言われずに、好きに弾くっ!これを実践しているのですねっ!
見ていて(聞いていてでは有りません)気持ちが良いですっ!音楽の原点=芸術の瞬間ですね.

それと驚嘆すべきは、ページが動いている時のギターの保持です.

ジミー・ページが動いている時、、、、ギター、、、、、まったく動いていませんっ!
私は、ギターを教えている時に、重要な項目の一つに、「ベンディングした時などにネックを動かさない」
と言う項目が有ります.
ギターのネックや、ヘッドが動くと音程が良くなくなりますし、ピッキングのヒットに影響が出てきますね.

「レッド・ツェッペリン」の最高に凄い所は、曲の構成ですね.
ちょっとやそっとでは覚えられない位に構築されていますね.
そして、ページのシークエンス・パターンが始まり、そろそろお客も飽きるぞっ!と言う所で
スパッっと次のパターンに変化するのです.
もちろん、ジョン・ボーナムのシンコペーションには、脱毛、、、いや脱帽です.
ページとボーナムのリズミック・アクティベーションはスリル満点で、
この技法を発展させて行くと、jazz の形式になります.

にかく、この歳になって、ツェッペリンに目覚めるとは思っても見ませんでした.
ビデオは、5回位は見ましたが、後、20回位は見ないと全ては分かりません.
また、新しい事実が出てくれば、ここに書きます.

jeff Carlton




音楽論評【2002年6月6日号】


以前、BSで見たんですけど、平井賢さんの『おおきなもっぽの古時計』

いいですね〜。
メロディ・アクティベーションがすごくいいです。
装飾音のかたまりって言うか、経過音の装飾と言うか、とっても心地良いです。
で、それが彼の強烈な個性にもなっているんですね。
これって、若き日のマイケル・ジャクソンもそうだったし、美空ひばりさんもそうだったと僕は思います。
装飾を上手く使う。
自分流の歌。
これって大事です。ちょっとやりすぎっ?位にやって良いんだと思いますね。

あまりにも正しいって言う方向に言ってしまうと、物事つまらなくなります。
子供の頃の草野球が、なんと楽しかった事か。うまく作れなかったプラモデルが、なぜか脳裏に残ってしまう。
そんな感じです。
思った通りにやれば良いのです。人にコメントを求める必要はありません。

で、その平井賢さんのバックでギタ〜を弾いているのは、、、、?
おっ、かつて我が生徒さんであった石成君でした。

あたり前ですが、いいサウンド出してましたね。上手いです。
彼は、私の作曲の授業を受けていただきました。もう10年位前の事です。懐かしいですね。

生徒さんが活躍する事は、私のとっての栄誉です。TVを見ながら思い出に浸ります。
我々教師生活を送っている人間にしか味わえない独特の風味です。
メーザー在校生の諸君の将来に期待しています。

jeff Carlton




音楽論評【2002年3月31日号】


昔は嫌いだったんです、あの歌.
『イチゴ白書をもういちど』

バンバンが歌っていたんですが、まず題名がいやでした.そのまんまです.
僕の高校時代、、、、、、、
ひやら〜ん〜〜〜ひやら〜ん〜〜〜(画面がぐらぐらして回想シ〜ン突入!


高校2年のときでした.彼女が出来たんですね.その彼女、最初学校で禁止されているギターを弾いてました.それも教室の机の上に座って、、、.あは〜ん、きっとアホだぜあいつっ!
顔は一目見てお気に入りに入れるくらいのべっぴんさん(おやじ表現その1)でした.でも馬鹿じゃな〜、やりきれね〜な〜.

秋の頃、高校生の期待の催し物『体育祭』.僕は中学から応援団をやっていたので(なんじゃ〜)高校でもやります.(自己決定型)
なんの拍子からか、その『体育祭』の実行委員長なんかやらされてしまいました.ま〜い〜か、〜、委員長なんて何もやること無いしな〜なんて、軽い気持ちで引き受けました.(引き受けさせられました.)(イングリィッシュ・プリ〜ズ!)
で、体育祭当日、快調に応援団しきっていたら、正面のテントから体育の先生から「はい、**木、テントに戻りなさ〜イ!」なんて大きく拡声されてしまいました.
実は、当日まで知らなかったのですが、実行委員は応援団をやってはいけないそうなんです.がびょ〜んっ!
ってやんでぃ〜!おれっち今、お〜えんでいそがしいんで〜いっ!って感じで「うるせ〜な〜!!」なんで今では考えられない汚いお言葉を、それも応援団のお〜き〜な声で言ってしまいました.
言ったあと、「やべっ、体育の先公、っるせ〜んだった!」後で怒られるんだろうな〜、ま〜しゃ〜ね〜な〜、いっちまったもんはよ〜.

その『体育祭』の実行委員長だった時、副委員長だったのが、あの例のギタ〜やろうだったんです.なんだ、こいつ、副委員長なんかできんのかよ〜.
副委員長はいろいろ委員長に聞いてきます.副委員長は委員会を一生懸命運営します.委員長は応援団で大忙しです.こいつっ、けっこうやるなっ!

体育祭が終わってから、いっしょに帰ったりするようになりました.まわりから、あいつらできてるっ!なんて言われるようになりました.
職員室にも呼ばれました.それも体育の先公じゃなく、担任でもなく、となりの1組の英語の先公から呼び出しがあったんですっ!
やべ〜、職員室中、おれのばかやろ〜発言がまわっちまってるんだな.こりゃ相当しぼられるぞ〜って感じで職員室におそるおそる行きました.
で、その英語の担任の口から出た言葉は、僕の想像をはるかに越えたものでした.
「**木、あれだけの人数を、あれだけまとめた応援はたいしたものだね〜、いや〜素晴らしいよ.これからもがんばりなさい.」
自分の耳を疑いました.これってお褒めの言葉.う〜ん、にわかには信じられない大変光栄なお言葉でした.
『体育祭』楽しかったな〜.( C 調だぞっ、おれっちっ!)

あほだと思っていたあのぎた〜やろうは、校内一番の成績でした.マルAでしたからね.(これって通信簿にはのってないよね、おれっちどこから入手した情報?)

修学旅行の頃にやってきたんですね、あの映画.『いちご白書』.
あいつに誘われて二人で行きました.ストーリー自体はたいしたこと無かったけれど、あいつが一生懸命になっているのがなんか魅力に見えました.そういった情報をよく知っているって言うことが、僕には無い才能に見えたんですね.とにかく僕は学校以外では音楽漬けでしたから、、、、.

高校も卒業し(もうかよ)、何年かたった時、あの歌がはやったんですね.『イチゴ白書をもう一度』.
実際に町で『イチゴ白書』の映画をやっていたかどうかは良く覚えていません.たた、あの歌は良く聞きました.
題名がね〜、そのまんまね〜、なんて受け入れられませんでした.

そしてそして、さらに25年ぐらいの月日が経ちました、、、、、、、.

今、こうして『イチゴ白書をもう一度』を聞いていると、、、、わかりますね〜、この気持ち.
この曲を聴いたとき、あ〜、あんな青春があったな〜、なんてだんな様にも奥様にもいえなかった『イチゴ白書』体験症候群がいたって言うことが想像出来るんです.あいつがそういった気持ちでこの曲を聴いたかどうかはわかりません.でも、この曲の気持ちでこの曲を聴いた人が沢山いたって言うことが想像できます. 僕がその一人で無いことを、今後悔しています.
25年わからなかった.この曲の本当の意味、、、.

『イチゴ白書をもう一度』.作曲はもちろん呉田軽穂、通称ユーミン.同時代、同世代として彼女がいたことは、僕にとってのしあわせの一つです.  

jeff Carlton




音楽論評【2002年3月8日号】


「平井賢」さんのボーカルは、とても上手いですね.はじめて彼のボーカルを聞いた時は、「ついにここまで来たか!」と思い、われわれの果たせなかった夢を果たしてくれる人だと思いましたね.
 とにかく音程がよろしい.特に経過音の音程がよろしいです.なかなかいませんね、こういう経過音の音程のいいボーカリストは、、.
 たとえば、C7って言うコードの時に、「ド」から「ミ」へつながるメロディーがあったとします.その2音間に経過音を加えようとした時、もしC7のテンションがナチュラル9ならば、経過音は 「レ」となり、C7のテンションがフラット9であれば、経過音は「レ♭」となります.
「平井賢」さんは、この辺の事が、ちゃんとわかっていらっしゃるので、全てにおいて音程の良い、メロディーが歌えるわけです.
 おそらくは、ご自分でも楽器を何か演奏されるのでしょうね.なにかしら楽器をいじくって置かないと音楽的に深い理解度は得られませんね.
 和声的な感覚が体の中にないボーカルって言うのは、すぐにわかりますね.メロディーを横に歌ってしまうのですね.
 この音から、次の音へどれくらいの音程だろうかと、そんな風にメロディーを横歌いするんです.もちろんこの技術も大変重要ではあるのですが、特にロックやジャズを歌い上げる時には、和声の上に乗っているメロディーという感覚を持つ事が必要ですね.
 ただ音程が良いと言う事で、メロディーの音のシェイプをスクエアに歌いすぎるというきらいはありますね.
 もう少しレガートでよいのではないかと思います.
 それにしても、日本にもやっと世界的なボーカリストが出てきましたね.期待しています.

jeff Carlton
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