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□ツイン・ファミコン&ディスク・システムのゴム交換修理□





★★用意するもの★★
@綿棒 A手袋(こぶくろではありません?)
Bドライバー大、中 Cエタノ〜ル
Dティッシュッ! Eゴムベルト(3mm×7cmφ、実測値)

F六角レンチ(1.5mm径)
L 型レンチも必要となります.




★さて、これだけ揃ったらいよいよディスクの修理を始めましょっ!★


工程1:始めにターゲットとなるツイン・ファミコンとディスク・システムを見ます.
最初のところが違うだけで、後は同じです.
ツイン・ファミコンとディスク・システムは、こんな面構えをしています.ちなみにツイン・ファミコンはシャープ製で、AN505です.
個人的には、AN500よりも、この連射機能付の505の方が好きですねっ!




ツイン・ファミコンディスク・システム

工程2:まず、手始めに中を開けなければならないので、ともに背面のビスを、ツイン・ファミコンの時は、大のドライバーで.ディスク・システムの時は、中のドライバーでこれを開けます.

ビスの位置は、画像の通りです.ツイン・ファミコンは7本、ディスク・システムのビスは6本あります.絶対になくさない様に、きちっと保管します.


工程3a:ツイン・ファミコンの場合は、ここで、おもいっきり開けてはいけません.蓋と底を結ぶリード線がありますので、矢印部分のプラグを抜きます.工程3b:ディスク・システムの場合は、矢印部分のビス2本、及びリード線つきのバッテリー接点部品を抜き取り、さらにバッテリー・ホルダー自体を取り去ります.



工程4:ここからは、画像はツイン・ファミコンですが、作業自体はディスク・システムも同じです.
画像にある、4本のビスを大ドライバーを使って抜き取り、ディスク本体を取り出します.






ディスク本体を取り出したら、赤矢印の部分のプラグを抜き取ります.




工程5:取り出したディスク本体の前面パネルを、矢印のビス2本を中ドライバーで、取り外します.







工程5:ディスク本体にあるバネ3個を、ピンセットを使って取り除きます.
あまり強くピンセットを握らないこと.バネを変形させてしまいます.





バネは、こちら側に2本、向こう側に1本あります.




工程6:赤矢印で示したディスク・エジェクト・レバーを半押しし、ディスク・ホルダーを黄色い矢印の方向に抜き取る.





この時、ディスク・ホルダーの突起が、ディスク本体の切れ込みの間から、上手く出るようにエジェクト・レバーを半押しする.





工程7:ディスク本体、底部の3本のビスを、中ドライバーで取り除き、底蓋を取り外す.






工程8:ディスク本体上部のディスク・テーブルを固定しているヘッドの芋ねじ(6角ビス.矢印部分.)を、6角レンチを使って緩める.(取り去ると紛失するので、緩めるだけが良い.)
芋ネジをゆるめたら、そのパーツごと軸より抜き去る.
この部分がわからなくて挫折または放棄してしまう人が多いです.
このヘッド・パーツを取り去ることにより、次の工程に示したギャザー・ポートを取り外すことが可能になります.

注意:このヘッド・パーツの下に、ワッシャーが一枚、噛んでいますので、組上げる際に、必ず挿入してください。








工程9:再びディスク本体の裏側に戻り、まず赤矢印の4本のビスをはずし、PC板を緩める.(これはワイアリングされているので外れません.手前に倒れる様にゆるめるだけです.)
さらに、黄色矢印の長いビスを大ドライバーで3本はずし、ギャザー・ポートをこちら側にはずします.







工程10:ちょっと、休憩っ!苦労して取り外したギャザー・ポートを見ましょう.








工程11:ギャザー・ポートを分解しました.黄色矢印示したワッシャー2枚があります.
くれぐれも紛失しないようにっ!重要な部品です.








工程12:ギャザー・ポートを形成する部品のカムにこびりついたラバー・ベルトの残りかす(黄色矢印部分)を綿棒とエタノ〜ルを使って、きれいに取り除き清掃します.
特に、より多くのラバーが付着している時は、マイナス・ドライバーなどで、大まかに取り除いてから、エタノール処理すると良いでしょう.
ラバーがこびりついていなければラッキーですが、多くの場合この様な状態になっていると思われます.
取り除いた、べとつきラバーは、ティッシュに取って捨てます.この作業の時は、手袋をしましょう.綿棒は、両端とも使いたいので、ラバーのついた方を手の方に向けた時、手袋をしていないと、手が真っ黒にラバーだらけになります. 今回の修理の中で、一番時間のかかるところです.あせらず、ゆっくり着実にやりましょうっ!








工程13:さらに、モーター・プーリー部にもラバーかすが付着している筈ですから、これも綿棒とエタノールで削除清掃します.








拡大図








工程14:ギャザー・ポート組み立てます.ワッシャー2枚を、黄色矢印の位置へきちっと収めます.
くれぐれも紛失しないようにっ!重要な部品です.(しつこいですねっ!)








工程15:完成したギャザー・ポートラバー・ベルトを通します.必ず、矢印部分からラバー・ベルトが出るようにします.
ベルトが3本の柱のどの位置から出ているか、画像を良く見てベルトを通してください.








工程16:ギャザー・ポートをディスク・本体に3本のビスで取り付け、ラバー・ベルトをモーター・プーリーにしっかりと掛けます.
   ベルトがよじれない様に、注意してください.ラバー・ベルトをかけたら、矢印部分を指でつまんで、プーリーがたやすく回るかどうか調べます.
もし、きついようでしたら、先ほどギャザー・ポートをとりつけた3本のネジを少々ゆるめて、再びベルトを回してみて、軽く回るようにし、再度ネジを締め付けます.
ここに余計なトルクがかかっていると、エラ〜になりますので、注意してください.





工程17以降:今までの全ての作業を逆に行い、
ツイン・ファミコン、もしくはディスク・システムの修理が完成いたしますっ!

さて、完成した『ツイン・ファミコン』を見てくださいね。楽しいですよっ!


完成したツイン・ファミコンの動作を見ます.なんとも不思議なソフトが写っていますよっ!矢追純一も、びっくりっ!





☆重要事項☆
ッド読み取り位置を、任天堂指定の位置へ調整っ!←重要っ!

☆ディスク・テーブルを、固定しているヘッドを、芋ネジで固定する時.
まず、芋ネジを仮止めします。ヘッドがどの位置を向いていても構いません.
そうしたら、ヘッドを左回りに、ロックする位置まで、手で回します.
読み取りヘッドが、モーターの方へ下がって来ます.
そうして、ロックした位置で、芋ネジが、モーターの方向(挿入口とは逆の方向)へ真っ直ぐに向く位置で締めます.
この時、六角レンチは、ドライバーの形状の物ではロック出来ません。必ず、L 型の六角レンチを使用して下さい.



注意:矢印のヘッドの芋ネジの方向が、画像で言うと、ちょうど下の方向に真っ直ぐ向くように調整してください.
左回りにロックする位置まで回すことを忘れずにっ!!





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