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[1]インストール
インストールはレジストレーション・コードを Cakewalk から入手する方法です.
ソフトウェアーはDVDですので、PC に DVD ドライブが必要です.動作環境は、WindowsXP/Vista のいずれかです.メモリーは、2GBが必要ですね.1GBでは不足です.ドロップ・アウトが起こってPCがストップします.
製品をインストールする時に、ローランドのユーザー登録フォームへアクセスし、顧客データを入力するとレジストレーション・コード送信のフォームへ自動的にアクセスし、メール・アドレスが正しければ、Cakewalk から
ユーザーの PC にレジストレーション・コードが記載されたメールが届きます.商品に記載されたシリアル・コード、ユーザー・コード、Cakewalk から届いたレジストレーション・コードの3種のコードを入力する事により、
Sonar7 Producer Edition を使用する事が出来るようになります.レジストレーション・コードの取得には、ネット接続が必要ですが、ソフトをインストールしたPC以外のPCからでも取得は可能です.
[2]初期設定
Sonar 7 Producer Edition を起動すると【クイックスタート】画面が現れます.
以前、作業をしたので有れば「最近使ったプロジェクトを開く(R)」でファイルを開けば良いですが、
初めて作業を行う時は「新規プロジェクトの作成(N)」アイコンをクリックします.
「新規プロジェクトの作成(N)」アイコンをクリックすると【新規プロジェクトの作成】画面が現れます.
ここで「名前(N)」だけ入力してプロジェクトを作成しても良いのですが、デフォルトのフォルダに自動的に保存されてしまいます.
ファイルの保存場所は自分で決めたいので「オーディオをプロジェクトのオーディオフォルダに保存(S)」のチェックを外してプロジェクトを作成した方が作業効率が良いです.
ここでファイル名を入れるテキスト・ボックスがアクティブになりませんが、ファイルを保存する時(終了時)に、名前を入れて保存出来ます.
またテンプレートから何を選べば良いか迷いますが、後から修正可能(トラックの挿入等)ですから、心配無く「Normal」を選びます.
そうすると 2 つのオーディオ・チャンネルと 2 つのミディ・チャンネルが自動的に生成されます.このオーディオ・チャンネルかミディ・チャンネルのいづれかに録音したり打ち込みを行ったりして、音楽を作って行きます.
初期設定の重要事項に【ASIO】の設定が有ります.【オプション(O)】のプルダウン・メニューから【オーディオ(U)】を選択します.
【オーディオ】オプション・ウインドウが開いたら【ディバイス】タブをクリックして開きます.
そこのディバイス名に、インターフェイスのディバイス名(この場合は EDIEOL UA-25)が有るかどうか確認します.ディバイスが確認されない時は、USB の接続などを再度確認します.
続けて【詳細設定】タブをクリックして【録音/再生】の【ドライバモード(D)】のプルダウン・メニューから【ASIO】を選択して下さい.「ASIO」を選択しないと、音の遅れや、シンセの発音が、うまく行われない事が有ります.
音の遅れや、シンセの音が変な時は、かならず「ASIO」設定を確認して下さい.
さらに【設定】タブをクリックして【再生タイミングマスタ】と【録音タイミングマスタ(R)】に、インターフェイス・ディバイス名が有る事を確認し【OK】ボタンを押して、ウインドウを閉じます.
[3]シンセ・ラック
「メニュー・バー」下方に有る【シンセラックビュー】アイコンをクリックして【シンセラック】ウインドを出現させます.
「新規プロジェクト」なので「シンセラック」には何もシンセが入っていません.
「シンセラック」の右上の【プラグインシンセとReWireディバイスの挿入[A]】の+型アイコンをクリックします.
今回は「プラグイン・シンセ」を鳴らして見たいので【プラグインシンセ(S)】から【Cakewalk TTS-1】を選んでみました.
そうすると【プラグインシンセの挿入オプション】ウインドウが現れますので【ソース用のミディトラック(M)】と【マスターアウト用オーディオトラック(F)】だけにチェックを入れて【OK】ボタンを押します.
「シンセラック」に「Cakewalk TTS-1」がマウントされました.
「シンセラック」に何らかのシンセがマウントされると、そのシンセ用のミディ・トラックとオーディオ・トラックが自動生成されます.
次に「シンセラック」の【プロパティ[C]】をクリックします.
そうすると「Cakewalk TTS-1」のシンセ本体が出現します.16 トラックのマルチティンバー・シンセで有る事がわかります.
[4]DXi プラグイン
まずは、5台の DXi プラグイン・シンセ(DirectX Instruments)を見てみましょう.
Dxi プラグインの用語解説に関しては、こちらをご参照下さい.
[5]Cakewalk TTS-1
では、マウントされたシンセ「Cakewalk TTS-1」を操作して見ましょう。「パート1」の上の【エディット】ボタンを押します.
そうすると「パート1」に振り分けられているサウンド【Piano 1】のコントロール・パネルが出現します.
【Piano 1】のタイトル部分をクリックすると、プリセット・サウンド・ファイルを見る事が出来ます.たくさんのサウンド・ファイルが有りますね〜.
【Piano 1】のタイトル右上の【Preview】♪アイコンをクリックすると、この音色のデモ演奏を聴く事が出来ます.これはサウンドを作る上で大変参考になるデモだと思います.
この音色を使って、デモ演奏と同じサウンドを作る事が出来れば、素晴らしいですね.
[6]PentagonT
Dxi 2台目のシンセを見てみましょう.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【PentagonT】を選びます.
出現した「PentagonT」です。かなり大きなインターフェイスなので圧巻です。(画像は500pixに縮小しています.)
完璧なビンテージ・シンセで、ご多分にもれずピアノ系の音は苦手です。SE やゲーム音楽に向いていますね.
タイトルの右側アタリを右クリックすると、音色のプルダウン・メニューが現れます.たくさんの音色が割り当てられますが、あくまでもビンテージ・シンセの音色です.
ベースや効果音は得意ですが、硬い音系=ピアノ系の音は他のシンセに任せましょう.
[7]PSYN U
3台目のシンセを見てみましょう.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【PSYN U】を選びます.
こちらも完璧なビンテージ・シンセです.SE やゲーム・ミュージック作成用のシンセですね.
右下の A〜H ボタンを押すと音色の変更が可能です.また、その A〜H ボタンの上で右クリックすると音色の一覧を見る事が出来ます.
今回は「Poly Rain」と言う音色を選んで見ました.プレビュー機能が無いので、視聴サウンドは jeff が作りました.
[8]Roland GrooveSynthe
4台目のシンセは【Roland GrooveSynthe】です.例によって「シンセラック」のプルダウン・メニューから【Roland GrooveSynthe】を選択します.
ローランドのブランド名が入っていますが、実質は「Cakewalk」製でしょうね.ローランドが作ったのなら、もっと立ち上がりの良い音色を作ったと思います.
立ち上がりは弱いとは言え、ビンテージ系シンセでは無いので、キーボード系の音もきちっと使えます.
このシンセが有る事によって【Pentagon T】や【PSYN U】が生きてくると思います.
音色表示部分、例えば【E.Piano 1】の名称部分をクリック(左通常シングル・クリック)すると、音色プルダウン・ファイルが現れます.
今回は【EL.PIANO】から【E.piano 1】を選択し、トレブルを少々上げて、立ち上がりを良くしました.プレビュー機能が無いので、視聴サウンドは jeff が作りました.
[9]RXP
Dxi 5台目のシンセは【RXP】です.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【RXP】を選択して「シンセラック」にマウントします.
【RXP】は、ループ・サウンド作成用のシンセに特化しています.
音色表示部分をクリックすると、ループ・サウンド・メニューが現れます.今回は、そのサウンド・メニューから【Db_160_Inst_Arp_06_C3.rx2】(笑)を選んで見ました.
タイトルから察すると、どうやらアープ・オデッセイのサウンドをシュミレートしている様です.
[10]Vst プラグイン
次に Vst プラグイン・シンセ(Virtual Studio Technology)を見てみましょう.
Vst プラグインに関しての詳細は、こちらをご参照下さい.
[11]RXP
Vst プラグイン・シンセの 1台目のシンセは【D-Pro LE】です.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【D-Pro LE】を選択して「シンセラック」にマウントします.
【D-Pro LE】は、ピアノなど立ち上がりの鋭い音質等も得意としています.面構えもなかなかりりしい格好の良いプラグイン・シンセです.
音色表示部分をクリックすると、ループ・サウンド・メニューが現れます.今回は、そのサウンド・メニューから【Full Acoustic (f)_prog [10MB]】を選んで見ました.
アコースティック・ベース(アップライト・ベース)のシュミレーションですね.サウンドは、jeff が作成しました.F Major Blues のウォーキング・ラインに、同じく【D-Pro LE】からチョイスした「エレクトリック・ピアノ」で、バッキングを行っています.
[12]DropZone
Vst プラグイン・シンセの 2台目のシンセは【DropZone】です.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【DropZone】を選択して「シンセラック」にマウントします.
【DropZone】は、ピアノなど立ち上がりの鋭い音質等も得意としています.キーボードも備えていて、鍵盤をクリックするとその音が鳴ります.
オールマイティーに使える強力シンセです.
音色表示部分をクリックすると、サウンド・メニューが現れます.今回は、そのサウンド・メニューから【Mountain Vision.prog】を選んで見ました.
ほとんど SE 用の音色ですので、RPG の展開部用のサウンドを jeff が作って見ました.
[13]Rapture LE
Vst プラグイン・シンセの 2台目のシンセは【Rapture LE】です.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【Rapture LE】を選択して「シンセラック」にマウントします.
【Rapture LE】は、ブラック・フェイスも壮観な、強力シンセです.
SE 系や Lead 系の音色が豊富に揃っています.ピアノ系の打弦楽器も揃っていて、音色表示を右クリックすると、その膨大な音色ファイルが現れます.
今回は、そのサウンド・メニューから【CB Tinepad 1 reprise.prog】を選んで見ました.
壮大さを感じさせる音色なので、ほとんど「ミステリー・サークル」の世界です.製作は jeff が行いました.
[14]Session Drummer 2
Vst プラグイン・シンセの 3台目のシンセは【Session Drummer 2】です.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【Session Drummer 2】を選択して「シンセラック」にマウントします.
【Session Drummer 2】は、その名の通り、マルチティンバー・ドラム音源です.
キックやスネアーはもちろんの事、パーカッションまで揃っています.通常のサウンド・メイキングでしたら、【Session Drummer 2】だけで十分にリズム・トラックを作成する事が出来ます.
ラックに【Session Drummer 2】をマウントしただけでは、音色が配分されていませんので、その打楽器のアイコンの上で右クリックして、サウンド・ファイルをロードします.
例えば、今、「バスドラ」に音色を配分するには、「バスドラ」アイコンの上で右クリックします.
そのメニューの一番上の「Load Instrument」を選択します.
「バスドラ」のロード画面に進むと、サウンド・ファイルが収まったフォルダが現れます.
今回は「バスドラ」の音色をロードするのですから、その中の「1 - Bass Drums」フォルダを開きます.
そのフォルダの中の任意のサウンド・ファイル(.stz)を開きます.今回は【SL Groovy Kit Bass Drum.stz】ファイルを開いて見ました.
「バスドラ」や「スネアー」の音色がロードされると、それらのアイコンがアクティブになって使用可能を示す状態になります.
「バスドラ」と「スネアー」だけで jeff がサウンドを作って見ました.
[15]z3ta+
Vst プラグイン・シンセの 2台目のシンセは【z3ta+】です.「シンセラック」のプルダウン・メニューから【z3ta+】を選択して「シンセラック」にマウントします.
【z3ta+】は、SE 系サウンドや、ループ・サウンドを得意とするシンセです.
右上の A 〜 F アイコンの上で右クリックすると、膨大なサウンド・ファイル・メニューが現れます.
今回は、B トップの【crispy arp c1 (MW)】を選んで見ました.ほとんど「夕闇通り探検隊」の雰囲気です.サウンド・メイキングは jeff が行いました.
2008年5月2日更新/続く〜
※一通りのシンセの紹介は終了したので(サンプラー等は他にも有り.)、次回はサウンド・メイキングに入ります.
まずは一台のシンセで、短いサウンドを作って見ましょう.こうご期待!
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■商品情報
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