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[18]ベースの打ち込み
例によって「ベース」の新規ミディトラックを追加します.
トラックの上で右クリックして【MIDIトラックの挿入(D)】をクリックして、新規トラックを挿入します.
名前も「bass」としておきます.
【Cakewalk TTS-1】の「ミディ・チャンネル2」に「ベース」を割り当てます.
まず「ミディ・チャンネル2」のボタンを押して「赤く点灯」させます.
名前のところをクリックして、現れた「メニュー」から「Preset」「Bass」と進んで「007 000 Slap Bass 1」を選択します.
ちょっと「ベース」の「トーン」を変更してみましょう.
「TONE」のところにある「ON/OFF」ボタンを押して点灯させます.
そうすると「Slap Bass T」の名前の前に、チェックが入ります.このチェックは、「デフォルトとは異なる」を示しています.
デフォルトのまま「Slap Bass T」を使えば、チェックは入りませんが、ユーザーが何らかの変更を与えると、チェックが入ります.
「ON/OFF」ボタンを赤く点灯させたら「トーン・コントロールつまみ」の下の「トレブル」の「0」数字が見えているウインドウをダブル・クリックします.
そうすると「Enter Value」ウインドウが現れますので「4〜5」程度の数値を入力して「OK」ボタンを押します.
数字のウインドウに可変させた「トレブル」の数字「4」が入っています.
「トレブル」を「4」上げて音質を変更した事になります.
「ドラムス」と同じ様に鍵盤から「ベース」のラインを打ち込みます.
これで「ドラムス」+「ベース」の打ち込みが、完成しました!
[19]キーボードの打ち込み
「ベース」と同じ様に鍵盤から「キーボード」のラインを打ち込みます.
トラックの上で右クリックして【MIDIトラックの挿入(D)】をクリックして、新規トラックを挿入します.
名前を「clavinet」としておきます.
【Cakewalk TTS-1】の「ミディ・チャンネル3」に「clav.」を割り当てます.
まず「ミディ・チャンネル3」のボタンを押して「赤く点灯」させます.
名前のところをクリックして、現れた「メニュー」から「Preset」「Piano」と進んで「clav.」を選択します.
「ベース」と同じ様に鍵盤から「キーボード」のラインを打ち込みます.
まずは、「キーボードのベースライン」から入力してみました.
次に、同じ「MIDIトラック」に「キーボードのコード」を打ち込みます.
同じ「MIDIトラック」にデータが入力されると、データが打ち込まれた「データ・ビュー」(四角いグラッフィック)が2層となっている事が確認出来ます.
打ち込まれた「キーボードのコード」を聴いてみましょう.
次に、同じ「MIDIトラック」に打ち込まれたデータは「バウンス」(データ統合)を行います.
何も選択されていない状態で、「MIDIトラック」のナンバー部分をクリックします.
そうすると「clavinet」のトラックのデータだけ選択された状態になります.
「clavinet」の「MIDIチャンネル」が選択されたまま、上のメニュー・バーの【編集(E)】から【クリップにバウンス(B)】を選択します.
そうすると先程2層だった「clavinet」のデータ・ビューの四角いデータ表示が、1層(一つのデータ)に統合された事がわかります.
ここまでで「Kick」「snare」「Hi-hat」「tom-tom」「Crush」「bass」「clavinet」の打ち込み(録音)が終了しました.
このまま、完成までもっていっても良いのですが、4小節では、ちょっと短いので、16小節程度に拡張して見ましょう.
まず、上のメニュー・バーの【編集(E)】から【選択(S)】【すべてを選択(A)】と進み、すべてのデータを選択状態(アクティブ/反転表示)にします.
すべてのデータが「選択状態/反転表示」になったら、上のメニュー・バーから【編集(E)】【コピー(O)】と進みます.
【コピー】のウインドウが開きますので【トラック内のイベント(E)】にチェックを入れて(デフォルトでチェックが入っていると思います.)、【OK】ボタンを押します.
これで、全てのトラックのデータが、パソコン内にデータとしてコピーされた状態になっています.
【タイムルーラ】を「5小節目」に移動させておきます.
【タイムルーラ】を「5小節目」に移動さたら、上のメニュー・バーから【編集(E)】【貼り付け(P)】を選択します.
【貼り付け(P)】を選択すると【貼り付け】ウインドウが現れますので、【反復回数(P)】を「3」、【開始トラック(G)】を「1」に設定し、【開始タイム(T)】に「5:01:000」を確認して【OK】ボタンを押します.
【コピー】&【貼り付け】によって、4小節の楽曲が16小節(4倍)となりました.
[20]曲の終わりを整形する
こうやって録音(打ち込み)を続けて行くと、何か物足りない部分に遭遇します.(笑・
この上のサウンドを聴いてみると、エンディングがきちんと設定されていない事が、わかります.
サウンドは、17小節目の4拍目で終わっている訳です.本来ならば18小節目の1拍目で終わらなければなりません.
まず、キックを17小節目に入れて見ましょう.もちろん、リアル・タイムで打ち込んでも良いのですが(キーボードのコード等は、リアル・タイム録音の方が早いです.)、
今回は【コピー(C)】&【貼り付け(P)】によって打ち込みをして見ましょう.
まずは「ドラム」の「キック」からです.「キック」が打ち込まれているトラックのデータ部分をダルル・クリックして【ピアノ・ロール】を出現させます.
【ピアノ・ロール】です.この場合は「キック」=【C2キー】のデータが見えています.
「キック」のデータならどれでも良いのですが、一番最初の「キック」のデータ(四角いデータ・アイコン)をクリックしてアクティブにします.
この時、打ち込まれたデータの音が自動的にモニターされます.
そうしたら上のメニュー・バーの【編集(E)】から【コピー(C)】を選んで、データをコピーします.
【ピアノ・ロール】のウインドウの右上の【×】マークをクリックして【ピアノ・ロール】のウインドウを閉じます.
そうしたら、ルーラーを17小節目に持って来てから、上のメニュー・バーの【編集(E)】から【貼り付け(P)】を選択して、
「ドラム」の「キック」のデータを貼り付けます.
同じ作業を行って「ドラム」の「クラッシュ・シンバル」も【コピー(C)】&【貼り付け(P)】を行います.
「クラビネット」のデータは、ご覧の通り複数のデータが混在しています.
【コピー(C)】&【貼り付け(P)】でエンディングを作成出来なくも無いのですが、大変面倒です.
よって17小節目にリアル・タイムでコードを打ち込みます.
「クラビネット」のコードを17小節目にリアル・タイム・レコーディングしました.
これで「曲の終わりを整形する」は終了です.出来上がったサウンドを聴いて見て下さい.
[21]ギターを録音する
では、いよいよ「ギターの録音」を始めましょう.
まず、例によってトラックの何も無い所で右クリックして、今回はギターの生録なので【オーディオトラックの挿入(A)】を選択して、新しい「オーディオトラック」を作成します.
作成された「オーディオトラック」の名前を【cutting】に変更します.
【cutting】のトラックの【インプット】を、お使いの「オーディオ・インター・フェイス」に設定します.
著者が使用している「オーディオ・インターフェイス」は「エディロール」の「UA-25」です.
マルチでの使用が無い事と、自宅録音なので「UA-25」で十分です.
【cutting】のトラックに「ギターのカッティング」を録音しました.
さらに「リード」のギターを録音して見ましょう.
【cutting】と同じ様に、「オーディオトラック」を新しく作ります.名前を【guitar_01】として置きます.
【guitar_01】の録音が完了しました.
【guitar_01】の録音が終わったら「ハモリ」のギターを録音して見ましょう.
【guitar_01】と同じ様に「オーディオトラック」を新しく挿入します.名前を【guitar_02】として置きます.
【guitar_02】の録音が完了しました.
【guitar_01】と【guitar_02】の「ハモリ」のギターのバランスを保つ為に【Pan】して見ましょう.
まず【guitar_01】の【Pan】を「L(左)」へ「50%」程度【Pan】させます.
【Pan】は「音の定位」です.【Pan】が「0%」ですと音は「センター(中央)」から聞こえます.
【Pan】を使用する事により、「音の定位」を右や左に移動(専門的には”振る”と言います.)する事が出来ます.
同じ様にして【guitar_02】の【Pan】を「R(右)」へ「50%」程度【Pan】させます.
【guitar_01】と【guitar_02】が左右に【Pan】された「ギター・リード」のパートが完成しました.
2008年6月27日更新/続く〜/次回更新は「トラック・ダウン」です.
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■商品情報
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