★Sonar 7 Producer Edition 攻略本   35033- 10- 3  
Sonar 7 Producer Edition
[an error occurred while processing this directive] [22]ミキシング
 ここまでで、10 パートのトラックに打ち込みと録音が完成しました. ここでは、この 10 パートのサウンドを【ミキシング】(トラック・ダウン)して見たいと思います.

10パートのサウンドを【ミキシング(トラック・ダウン)】して見たいと思います.


 【ミキシング】は「トラックビュー」でも可能ですが、「コンソールビュー」を使用すると、実際のコンソールを使用したのと同じ快適さで【ミキシング】を行う事が可能です. 上の【コンソールビュー】アイコンをクリックして【コンソールビュー】を表示させます.

【コンソールビュー】アイコンをクリックして【コンソールビュー】を表示させます.


 【コンソールビュー】です.本格的スタジオと同等のユーザービリティーを持った快適「ミキシング・コンソール」です.

【コンソールビュー】です.


 まず【Cakewalk TTS-1】を使用したトラックの音量を調節して見ましょう. 【Cakewalk TTS-1】を使用した「ドラムス」「ベース」「クラビネット」の音量は「ミディトラック」では可変出来ません. 矢印で示した「オーディオトラック」の【トラック1】に有るフェダーで音量を調整します. 【トラック1】のフェダーは【Cakewalk TTS-1】のマスター・ボリュームだと考えて下さい.
※音量調整は「オーディオトラック」でのみ可能です.

【Cakewalk TTS-1】のマルチ・ティンバーの全ての音量を調整する【トラック1】のフェダー.


 では、「ドラムス」「ベース」「クラビネット」の各音量を調整するにはどうすれば良いのでしょうか? それは【Cakewalk TTS-1】側で調整します.【シンセラック】に有る【Cakewalk TTS-1】をダブル・クリックして現れる【Cakewalk TTS-1】の今回使用している【1】【2】【3】【10】チャンネルのフェダーを動かしてマルチティンバーの各サウンド音量を調整します.

【Cakewalk TTS-1】の各パートの音量を調整する.


 「ギター」の音量調整は、このトラックがもともと「オーディオトラック」なので、そのトラックのフェダーを操作する事によって可能となります.

「ギター」の音量調整を行う.


 「マスター」や「UA-25」への音量調整は「0 dB」に合わせて置きます. 「0 dB」に正確にヒットさせるには、各トラックのフェダーのつまみ部分をダブル・クリックします.

「マスター・フェダー」や「オーディオ・インターフェイス」への音量調整は「0 dB」として置きます.


 ここで【cutting】のトラック(サウンド)に「エフェクト」をかけて見ましょう. 【cutting】のチャンネルの矢印で示されたスクウェアー・ブラック・ウインドウがエフェクトをかけるウインドウです.

「エフェクト・ウインドウです.


 そのウインドウの上で右クリックして【オーディオFX(A)】【Cakewalk】【SpectraFX】と進みます.

【オーディオFX(A)】【Cakewalk】【SpectraFX】と進みます.


 【SpectraFX】ウインドウが現れます.いわゆる「コーラス」のエフェクトです. 右側のウインドウに【Classic Chorus】と表示されているのを確認してから、真ん中に有る矢印で示された丸いアイコンを右上に移動させます. X 座標と Y 座標の値が「コーラス」の量と深さを決定しています.

真ん中に有る矢印で示された丸いアイコンを右上に移動させます.


 【SpectraFX】の矢印で示された丸いアイコンを、右上に移動させました.

丸いアイコンを、右上に移動させました.


 【cutting】のサウンドに【SpectraFX】のエフェクトがどの様に反映されたのか、聴いてみましょう. 【cutting】のトラックだけ聴くには、トラックの「ソロアイコン」をクリックして【ソロ:On】にします. listen to

「ソロアイコン」をクリックして【ソロ:On】にします.


 【cutting】のトラックにエフェクトをかける事が出来たら「ミキシング」に入ります. まず「ギター」以外の【Cakewalk TTS-1】のミディ・トラックの音量は【Cakewalk TTS-1】の「オーディオトラック」で調整します. 著者の【Cakewalk TTS-1】「オーディオトラック」は【トラック1】ですので【トラック1】のフェダーを【0 dB】に合わせます.

【トラック1】のフェダーを【0 dB】に合わせます.


 「ギター」の合計3トラックは【cutting】を少々小さめ【guitar_01】と【guitar_02】は、ほぼ同じ位置にフェダーをうごかしました. ※あくまでも著者の場合で、録音時の状態によりフェダーの位置は変わります.

【cutting】を少々小さめ【guitar_01】と【guitar_02】は、ほぼ同じ位置にフェダーをうごかしました.


 全体のバランスが決定したら、ここで一旦「コンソールビュー」を離れて「トラックビュー」に戻ります. 上のバー・メニューから【ウインドウ(W)】【任意のファイル名*-トラック】を選択します.

【ウインドウ(W)】【任意のファイル名*-トラック】を選択します.


 まず【トラック1】のナンバー部分をクリックし、PC のキーボードの【Shiftキー】を押しながら【トラック10】のナンバー部分をクリックします. そうすると全てのトラックのナンバー部分が「黄緑色」に反転して全トラックが選択された状態になります.

全てのトラックを選択します.


 そうしたら上のメニュー・バーから【編集(E)】【トラックにバウンス(K)】を選択します.

【編集(E)】【トラックにバウンス(K)】を選択します.


 【トラックにバウンス】ウインドが開きますので【出力トラック(D)】に【<12>新規トラック】が選択されている事を確認してから、下の【OK】ボタンを押します.

【出力トラック(D)】に【<12>新規トラック】が選択されている事を確認してから、下の【OK】ボタンを押します.


 【<12>新規トラック】に、全てのトラックのサウンドが「オーディオ・ファイル」にバウンス(ミキシング/トラック・ダウン)されました. listen to

【<12>新規トラック】に、全てのトラックのサウンドがバウンス(ミキシング/トラック・ダウン)されました.


[23]マスタリング
 完成した「オーディオ・ファイル」をマスタリングして見ましょう. 全てのトラックをバウンスして作成した「オーディオ・ファイル」の有るトラック=この場合は【12トラック】を選択し、その左側に有る【FX】ウインドウを、右クリックします.

【FX】ウインドウを、右クリックします.


 【FX】ウインドウを右クリックして現れたメニューから【オーディオFX(A)】から【VintageChannel(Vintage_Channel_VC64)】を選択します.

【VintageChannel(Vintage_Channel_VC64)】を選択します.


 【VintageChannel(Vintage_Channel_VC64)】が現れます.大変格好の良い「コンプレッサー/マスタリング・ツール」です.

【VintageChannel(Vintage_Channel_VC64)】が現れます.


 【VintageChannel(Vintage_Channel_VC64)】の左上の【Presets:】のウインドウの、下向き矢印をクリックします.

【Presets:】のウインドウの、下向き矢印をクリックします.


 現れたメニューから【Master Mix】を選択します.

【Master Mix】を選択します.


 次に【FX】ウインドウを再び右クリックして、現れたメニューから、今度は【オーディオFX(A)】【Linear EQ (LP_64EQ)】を選択します.

【オーディオFX(A)】【Linear EQ (LP_64EQ)】を選択します.


 【Linear EQ (LP_64EQ)】が現れます.高品質な「イコライザー」です.

【Linear EQ (LP_64EQ)】が現れます.


 【Linear EQ (LP_64EQ)】の左上の【Presets:】のウインドウの、下向き矢印をクリックして【Brigher Vocal】を選択します. このプリセットは、中音域(ボーカル辺り)を輝かせるプリセットです.

【Brigher Vocal】を選択します.


 【VintageChannel(Vintage_Channel_VC64)】と【Linear EQ (LP_64EQ)】の「オーディオ・エフェクト」を掛ける事が出来たら【12トラック】の「オーディオ・データ」だけを選択します.

【Brigher Vocal】を選択します.


 【12トラック】の「オーディオ・データ」だけを選択したら、上のメニュー・バーから【ファイル(F)】【エクスポート(E)】【オーディオ(A)】と進みます.

上のメニュー・バーから【ファイル(F)】【エクスポート(E)】【オーディオ(A)】と進みます.


 【オーディオのエクスポート】ウインドウが現れます.【ファイル名(N)】に任意の名前を付けます.【ファイルの種類(T)】には【Wave】を選択し、将来的に CD-R に書き込みますので【ビット数(D)】に【16】が選択されている事を確認して【エクスポート】ボタンを押します. 完璧にマスタリングの施された完成サウンドをお聴き下さい. listen to

各項目をセットして【エクスポート】ボタンを押します.


2008年7月5日第一章終了/続く〜

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■商品情報
Sonar 7 Producer Edition
\84,800
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