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【実技】
@メロディーを弾くT(melody play original tune 'sunrise')            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
いよいよメロディーを弾きます。 ■stage_03_01 では、【メロディー(melody)】を弾きます。 課題曲は、【sunrise・©copyright 2005 LA-guitars allright reserved. 】と言うLA-guitars のオリジナル・テューンです。
■使用されている音は、出てくる順番で、【E音】【F音】【G音】【D音】【C音】【A音】【B音】の7音です。
■ポジショニングは、【E音】が、4/2/1、【F音】が、4/3/2、【G音】が、4/5/4、【D音】が、5/5/4、【C音】が、5/3/2、【A音】が、5/0/0(5弦開放)、【B音】が、5/2/1 となります。 【A音】は、6/5/4 のポジショニングも有りますが、最初は、5弦の開放弦を使って弾いて見ます。 【video】等を良く見て、【stereo】に合わせて弾きましょう。

【練習:20分】[video] を良く見て、メロディーを覚えてしまいましょう。メロディーが覚えられたら、[stereo] に合わせてメロディーを弾いてみます。
Aメロディーを弾くU(melody play original tune 'sunrise')           【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
メロディー・ラインの長い音符にビブラートをかけて演奏して見ます。 ■次に、【sunrise】の比較的長い音符(【D音】【C音】)に、【ビブラート(vibrato)】をかけて弾いて見ましょう。 ビブラートは、譜面上では、【vib】 と表記されます。 ビブラートは、音にゆれを与えることです。トレモロ・アーム(tremolo arm)によるビブラートも有りますが、今回は、左手のコントロールでビブラートをかけて見ましょう。
ビブラートのかけかたは、フィンガー・ボードの上に弦をこすり付けるような感覚で、かけます。弦をゆらすと言う感覚では無く、力を入れたり抜いたりの作業を繰り返す感覚でかけます。
■ビブラートを掛けている音は、【D音】と【C音】ですが、この2音は、【タイ(tie)】で、結ばれている事が多いです。(一番最後の【C音】は、タイで結ばれてはいません。) 【タイ(tie)】は、譜面上の形状は、【スラー(slur)】と同じですが、スラーが異なる音を結んでいるのに対して、このタイは、同じ高さの音を結んでいます。タイとスラーに関しましては、理論のコーナーで解説しています。

【練習:20分】 [video] をしっかりとご覧なって、ビブラートの感覚をつかんで下さい。その後、[stereo] に合わせて、メロディーを弾いて見ます。
Bメロディーを弾くV(melody play original tune 'sunrise')           【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
曲の最後のメロディー部分にスライドをかけて演奏して見ます。 ■【sunrise】の一番最後の音符(【C音】【D音】)に、【スライド(slide)】をかけて弾いて見ましょう。 スライドは、譜面上では、【S】 と表記されます。 スライドは、二つの音をつなぐ一番基本的な奏法で有るとも言えます。
スライドのかけかたは、まず、5/3/2 の【C音】をピッキングして音を出したら、2 の指を離さないで、そのまま2フレット上げます。つまり、5/3/2 から 5/5/2 までを、2の指を離さないで弾きます。 さらに、5/5/2 から、5/3/2 まで、再び2フレット移動(今度は下がります。)させます。 5/3/2 を、ピッキングし、5/5/2 と 5/3/2 は、ピッキングしないで、2の指をフィンガー・ボードの上を滑らせる(まさにスライドですね。)様に弾きます。 【video】等を良く見て、【stereo】に合わせて弾きましょう。

【練習:20分】[video] をしっかりとご覧なって、スライドの感覚をつかんで下さい。感覚がつかめたら、[stereo] と一緒に合わせて弾きましょう。
Cメロディーを弾くW(melody play original tune 'sunrise')           【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
曲の最後のメロディー部分にスライドをかけて演奏して見ます。 ■さらに 'sunrise' のメロディーに【プリング・オフ(pulling off)】を加えて見ましょう。
【F音】から【E音】、【E音】から、【D音】に動くメロディーに、プリング・オフを掛けて見ます。
まず、注意点が一つあります。このプリング・オフをかけるメロディーの時の【D音】は、4/0/0(4弦の開放弦)を使用します。 ギターには、色々な奏法が有りますが、奏法によっては、ポジショニングを変更しなければならない場合も有る事を、頭の片隅に置いて下さい。
■プリング・オフ音の掛け方です。まず、【F音】から【E音】のプリング・オフです。4/3/2 から、4/2/1 に向かって、プリング・オフを掛けます。 4/3/2 をピッキングしたら、左手の2の指で、弦を引っ掛ける(プリングですね。)様に下向きに離す事によって、4/2/1 の音を出します。 ピッキングする音は、4/3/2 の音だけで、4/2/1 の音は、ピッキングしないで、2の指で弦を引っ掛けて出します。
次に、【E音】から【D音】へのプリング・オフですが、ここのポジショニングは、4/2/1 から、4/0/0(開放弦)への動きとなります。 ここのプリング・オフも、4/2/1 を、1の指で押さえて、弦を引っ掛ける様に、下向きに離して、4/0/0 の音を出します。

【練習:20分】[video] をしっかりとご覧なって、プリング・オフの感覚をつかんで下さい。感覚がつかめましたら、[stereo] と一緒に、プリング・オフを掛けたメロディーを弾いて見ます。
D完成した 'sunrise' の譜面(perfect** score 'sunrise')           【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
完成したギター用のパーフェクトな譜面 'sunrise' です。 ■【sunrise】の譜面が完成しました。 このステージで、勉強した奏法を、すべて使用して、'sunrise' を弾いて見ましょう。 [video] を何回も見て、感覚的に奏法をつかむことが大切です。

【練習:20分】[video] をしっかりとご覧なって、各種奏法の感覚をつかんで下さい。感覚がつかめましたら、[stereo] と一緒にメロディーを弾いて見ましょう。
Eメロディーを弾くX(melody play original tune 'sunrise')           【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
'sunrise'のメロディーをオクターブ上げて見ましょう。 ■【sunrise】のメロディーを、オクターブ(octave)上げて弾いてみましょう。
■ポジショニングは、【E音】が、2/5/1、【F音】が、2/6/2、【G音】が、2/8/4、【D音】が、3/7/3、【C音】が、3/5/1、【A音】が、4/7/2、【B音】が、3/4/1 となります。 また、【E音】から【D音】へのプリング・オフ(pulling off)は、このポジショニングでは、出来ませんので、奏法を行いません。

【練習:20分】[video] をしっかりとご覧なって、ビブラートの感覚をつかんで下さい。ビブラートの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせてメロディーを弾いて見ましょう。
Fメロディーを弾くY(melody play original tune 'sunrise')           【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
'sunrise'のメロディーをオクターブ上げて見ましょう。 ■【sunrise】のメロディーを、さらにオクターブ(octave)上げて弾いてみましょう。一番最初のメロディーから見ると、2オクターブ(two octave)上がった事になります。
■ポジショニングは、【E音】が、1/12/1、【F音】が、1/12/2、【G音】が、1/15/3、【D音】が、2/15/3、【C音】が、2/13/2、【A音】が、3/14/2、【B音】が、2/12/1 となります。

【練習:20分】[video] をしっかりとご覧なって、ビブラートの感覚をつかんで下さい。ビブラートの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせてメロディーを弾いて見ましょう。
【理論】
@スラーとタイ(slur & tie)
画像解説
スラーとタイの譜面上の表記です。 ■【スラー&タイ(slur & tie)】について解説します。 スラーとタイは、譜面上の表記としては、共に弓形の括弧で書きます。スラーは、異なる高さの音を、結ぶ記号です。 演奏方法は、スラーでつなげられた2個の音(もしくは、それ以上)を、スムーズにつながる様に弾きます。ギターの奏法は、slide など、色々有りましたね。 タイでつながれた音は、必ず同じ音(同音)です。タイでつながれた音は、その音符の長さ分だけ伸ばせば良いだけです。

【覚えましょう】スラーは異なる高さ、タイは同じ高さの音をつなげる弓形の括弧の譜面上の記号です。
Aビブラート(vibrato)
画像解説
比較的長い音符に、ビブラートを掛けます。 ■【ビブラート(vibrato)】について解説します。 ビブラートは、比較的長い音符(通常4分音符以上)の音に、ゆれを与えるものです。ボーカリストにとっては、大変重要な要素となります。(ボーカリストには、ビブラートを使用しない人もいます。) 押さえている音の弦を、フィンガー・ボードの上に、こすり付ける様に演奏します。

【覚えましょう】ビブラートは、音のゆれです。比較的長い音符に、ビブラートを掛けます。
Bスライド(slide)
画像解説
スラーの掛かった音を、スライドで演奏する時の譜面です。 ■【スライド(slide)】について解説します。 スラーで、つなげられた2個の音をスムーズにつなげる奏法の一つです。フィンガー・ボード上で、音を押さえた指を離さないで、そのまま移動(スライド)させて演奏します。 スライドは、音程が大きくなる(2個の音が離れている)と、その効果が増大します。

【覚えましょう】スライドは、スラーでつなげられた音の、ギターの奏法の一つです。
Cハンマリング・オン(hammerring on)
画像解説
スラーの掛かった音を、ハンマリング・オンで演奏する時の譜面です。 ■【ハンマリング・オン(hammerring on)】について解説します。(ハンマリング・オンは、stage_02_03 でも解説しています。) スラーで、つなげられた2個の音をスムーズにつなげる奏法の一つです。最初の音を押さえたままで、次の音を、指をフィンガー・ボードに打ちつける様にして演奏します。 ハンマリング・オンですから、かならず、スラーでつなげられた2個の音は、上行形(2個目の音の方が高い)となっています。

【覚えましょう】ハンマリング・オンは、スラーでつなげられた音の、ギターの奏法の一つで、音符が上がっている(上行形)の時の奏法です。
Dプリング・オフ(pulling off)
画像解説
スラーの掛かった音を、プリング・オフで演奏する時の譜面です。 ■【プリング・オフ(pulling off)】について解説します。 スラーで、つなげられた2個の音をスムーズにつなげる奏法の一つです。最初の音を押さえたままで、次の音を、指をフィンガー・ボードから離して、弦を引っ張りはじく様にして演奏します。 プリング・オフですから、かならず、スラーでつなげられた2個の音は、下行形(2個目の音の方が低い)となっています。 ですから、プリング・オフは、ハンマリング・オンの逆の奏法だと思えばよろしいです。

【覚えましょう】プリング・オフは、スラーでつなげられた音の、ギターの奏法の一つで、音符が上がっている(上行形)の時の奏法です。
Eリピーティッド・マーク(repeated mark)
画像解説
リピーティッド・マークです。 ■【リピーティッド・マーク(repeated mark)】について解説します。 リピーティッド・マークは、繰り返し記号の事です。繰り返し記号は、【ダブル・バー(double bar)】と、2個の【ドット(dot)】によって表記されます。 'sunrise'の曲の様に、リピーティッド・マークが有りましたら、冒頭(ト音記号のある1小節目)へ戻ります。(リピートします。)

【覚えましょう】曲を繰り返す記号を、リピーティッド・マークと呼びます。
F1括弧と2括弧
画像解説
'sunrise'の1括弧と2括弧の説明用譜面画像です。 ■【1括弧と2括弧】について解説します。 'sunrise'を冒頭から演奏を始め、まず、2段目の「1.へ進みます。2段目の最後の小節に、リピーティッド・マークが有りますので、冒頭の1小節目へ戻り、リピートします。 冒頭に戻って、1段目を演奏したら、今度は、2段目をスキップして、3段目の「2.へ進みます。3段目を演奏したら、4段目のフィーネへそのまま進み、演奏を終了します。

【覚えましょう】1括弧・2括弧は、1回目の演奏は、1括弧、2回目の演奏は、2括弧へ進むと言う、曲の進み方を決定する記号です。
Gフィーネ(fine)
画像解説
フィーネ(fine)です。曲の終わりの部分≒譜面の最終部分に表記します。 ■【フィーネ(fine・伊)】について解説します。 曲が終わる部分に、表記する終わりの文字記号(イタリア語)です。通常は、大文字で【FINE】と表記します。ここで、曲が終わる事を示します。

【覚えましょう】フィーネ(fine)とは、曲の終わりを示す文字記号です。
Hフェルマータ(fermata)
画像解説
フェルマータ(fermata)です。音を十分に伸ばす事を表す記号です。 ■【フェルマータ(fermata・伊)】について解説します。 多くの場合、曲の最後のメロディーの音や、コードを、音が完全に減衰して聞こえなくなるまで、伸ばす事を表す記号です。 フェルマータの記号は、半月括弧とドットの組み合わせで表記します。

【覚えましょう】フェルマータ(fermata)とは、音を十分に伸ばす事を表す記号です。


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