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【実技】
@リフT+E7(riffT+ E7)
画像解説
■stage_02_03 で学習したリフTに、コード(和音・chord)を付けると、【E7 コード(chord)】が付きます。(理由は、先のステージで解説しています。) 【リフT】は、ブルース・ペンタトニックと言う、スケールで出来ています。ブルース・ペンタトニックのリフやメロディーには、セブンス・コードが、和声として付きます。
AE7(#9)のテンション・コード
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフT】に付けるコード(一緒に演奏するコード)の、コード・ダイアグラムです。 2/8/4 の音は、【G音】で、この音が E7 のコードに対して、【(#9)・シャープ9】 の【テンション・ノート(tension note)】となります。 テンション・ノートとは、【緊張音】の意味で、コードにテンション・ノートを加えると、サウンドが良くなります。テンション・ノートは、味付けの音、もしくは、コーヒーに対しての砂糖の様なものだと考えていただいて結構です。 テンション・ノートの詳しい学習は、ミュージック・プロフェッサー(music professor)の講座(2006年7月開校予定)の受講をお勧めします。
BE7(#9)の押さえ方
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフT】に付けるコード(一緒に演奏するコード)の押さえ方です。 6弦と1弦は、使用しませんので、どこかの指で、カッティング・ミュート(cutting mute)して下さい。 5弦の【E音】は、5/7/2、4弦の【G#音】は、4/6/1、3弦の【D音】は、3/7/3、2弦の【G音】は、2/8/4 のポジショニングとなります。
CリフTに E7(#9)のカッティングを入れる            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフT】に、E7(#9)のコードを加えて演奏します。 E7(#9) を押さえて、2拍目と4拍目の裏の16分音符で、カッティングします。16分音符は、ダウンとアップ・ストロークで、交互(alternate cutting)に弾いて下さい。

【練習:20分】[video] を良く見て、カッティングの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
DE7(#9)のカティングにブラッシング(bruising)を加える            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフT】に、E7(#9)のコードを加えたカッティングに、ブラッシング(bruising)を加えて演奏します。 ブラッシングとは、「激しく」の意味で、カッティングを、より激しく弾く事です。 今回は、2小節目の4拍目に、3連符で、カッティング・ミュートしてから、8分音符で、E7(#9) を弾きます。 3連符で弾いたからと言って、即、ブラッシングと言う状態になるとは限りませんが、比較的細かくて、早く激しく動くカッティング・ミュートを、特にブラッシングと呼んで、通常のカッティングと区別するのが普通です。

【練習:20分】[video] を良く見て、ブラッシングの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
EリフU+E7(riffU+ E7)
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフU】に、コードを加えると、ここでもE7(#9)コードが付きます。 リフUを構成している音は、ブルース・ペンタトニックですので、和声はセブンス・コードが付く事になります。
FリフUに E7(#9)のカッティングを入れる            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフU】に、E7(#9)のコードを加えて演奏します。 E7(#9)のコードを押さえて、譜面に表記されているリズムで弾きます。ストロークは、次のタイトルで説明しています。

【練習:20分】[video] を良く見て、カッティングの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
GリフUに E7(#9)のブラッシング(bruising)を加える            【video】   【stereo】
画像解説
stage_02_03 で学習した【リフU】に、E7(#9)のコードを加えて演奏する時の、カッティング・ストロークに付いて説明します。 E7(#9)のコードを押さえて、右手のストロークは、16分音符で、ダウン・ストロークとアップ・ストロークを、オルタネート(交互に)でストロークします。 リズムの音符の部分だけを、左手で押さえて、音を出します。カッティング・ミュートの所(×記号)は、左手を浮かせて、弦を触っているだけの状態にして、カッティング・ミュートします。 右手は、常に16分音符を刻んでいて、左手で、音符とミュートをコントロールします。右手は、常に16分音符で、ストロークしていますので、これこそが、ブラッシング(bruising)であると言えます。

【練習:20分】[video] を良く見て、ダウン&アップのブラッシングの感覚をつかんで下さい。感覚がつかめましたら、[stereo] に合わせて演奏します。
【理論】
@ブルース・ペンタトニック(blues penta-tonic)
画像解説
E のプルース・ペンタトニックです。 ■ブルースのアドリブ(ad-lib)などに使用する【ブルース・ペンタトニック(blues penta-tonic)】に付いて解説します。 ブルース・ペンタトニックのペンタトニックとは、ペンタ(penta)が、「5つの」の意味で、トニックは、「要素」の意味ですが、音楽界では「音階」と訳しています。 従って、ブルース・ペンタトニックとは、「ブルースで使用する5つの音(5音音階)」と言う意味になります。 今回は、【E blues penta-tonic】を解説します。構成音は、【E音】【G音】【A音】【B音】【D音】の5音構成(5音音階)です。 ブルース・ペンタトニックに関しましては、後のステージで解説していますので、今回は、ブルース・ペンタトニックと言う音階がある、と言う事だけ覚えておいて下さい。

【覚えましょう】ブルース・ペンタトニックは、ブルースを演奏する時に使用する、5音音階です。
AE7(#9)
画像解説
@

E7(#9)のダイアグラムです。




A

E7 のコード・トーンです。




B

E7(#9)のテンション・コードの構成音(ボイシング)です。
■E7(#9)コードに付いて解説します。 E7(#9)コードは、【ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)】などが、好んで使用した、セブンス・コードです。押さえ方は、@のダイアグラムを見て下さい。1弦と6弦は、カッティング・ミュートを行って、音を消音します。 E7 のコード・トーンは、Aの譜面に示しました様に、【E音】【G#音】【B音】【D音】の4音です。Bに、@のダイアグラムで押さえた E7(#9)の音を譜面で示しました。 構成音は、【E音】【G#音】【D音】【G音】の4音です。この4音の中で、E7 のコード・トーンに含まれない音、つまり【G音】が、テンション・ノート(tension note)となります。 Aの譜面は、E7 のコード・トーンと呼ばれ、テンション・ノートの入ったBのコードを、テンション・コード(tension chord)と呼びます。 また、Bのテンション・ノートの入ったコードで、ギターで実際に押さえたコードの事を、【ボイシング(voicing・配音)】と呼んでいます。

【覚えましょう】テンション・ノートの入ったコードを、テンション・コード、ギターで実際に押さえた形(音)を、ボイシングと呼んでいます。
Bオルタネート・ストローク(alternate stroke)
画像解説
■【オルタネート・ストローク(alternete stroke)】に付いて解説します。 オルタネート・ストロークの、オルタネートとは、「交互に」の意味で、ギターでは、ダウン・ストロークと、アップ・ストロークを交互に行う事を示します。 このオルタネートの状態は、コード・カッティングだけでなく、単音演奏(アドリブなど)に於いても、使用される重要なストロークです。

【覚えましょう】右手のピッキング・ストロークで、ダウンとアップを交互に行う事を、[オルタネート・ストローク]と呼んでいます。
Cブラッシング(bruising)
画像解説
■【ブラッシング(bruising)】に付いて解説します。 ブラッシングとは、「強烈に」「激しく削る」の意味で、文字通り、カッティング・ストロークを、激しく行う事を示しています。 ダウン・ストロークとアップ・ストロークを、オルタネートで交互に行い、通常のカッティングよりは、かなり激しく(早く)カッティングを行う事を示します。 このブラッシングの状態は、コード・カッティングだけでなく、単音演奏(アドリブなど)に於いても、使用される重要な奏法の一つです。

【覚えましょう】オルタネート・ストロークで、カッティングなどを激しく行う事を、[ブラッシング]と呼んでいます。


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