LA-guitarshttp://64strings.org/LA-guitars   LA-guitars@64strings.org
video  stereo  acrobat stage_03  01 >> 02 >> 03 >> 04guit@r


【実技】
@ブルース・リフTにプリング・オフを使用する            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した【ブルース・リフT】の一部の音に、プリング・オフ(plling off)を加えて見ましょう。 【A7】の【G音】から【F#音】、【D7】の【C音】から【B音】、【E7】の【D音】から【C#音】に向かって、プリング・オフを行います。 プリング・オフは、これらの2個の音を、スムーズにつなげる様に弾く奏法ですが、プリング・オフを使用した方が、ギターで、このリフTを演奏した時、楽になります。 楽器と言うものは、往々にしてこの様な事が起こります。今回も、プリング・オフを使用する事により、演奏が楽に出来る事に気が付きます。

【練習:20分】[video] を良く見て、プリング・オフの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
Aブルース・リフTにスライドを使用する            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した【ブルース・リフT】の一部の音に、スライド(slide)を加えて見ましょう。 【A7】の【G音】から【F#音】、【D7】の【C音】から【B音】、【E7】の【D音】から【C#音】に向かって、スライドを行います。 スライドは、これらの2個の音を、スムーズにつなげる様に弾く奏法ですが、スライドを使用した方が、ギターで、このリフTを演奏した時、楽になります。 楽器と言うものは、往々にしてこの様な事が起こります。今回も、スライドを使用する事により、演奏が楽に出来る事に気が付きます。

【練習:20分】[video] を良く見て、スライドの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
Bブルース・リフTにブラッシング(bruising)を加える            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した【ブルース・リフT】の12小節目の E7 のパワー・コードを、16分音符にして、ブラッシングを行って見ましょう。。 カッティング・ストロークは、ダウンとアップを、オルタネートで行って下さい。リズムが16分音符で、細かくなりますので、バック・グラウンド(stereo)に遅れない様に、演奏します。

【練習:20分】[video] を良く見て、コード・カッティングの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
Cムービング・ブルース・パワー・コードU(moving blues power chord U)            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した、【ムービング・ブルース・パワー・コードT】の変化した、【ムービング・ブルース・パワー・コードU】を弾いて見ましょう。 パワー・コードTと、パワー・コードUの異なる音(差異音)は、赤で示した各音になります。 1小節目の【Ap】のポジショニングは、【A音】+【E音】が、6/5/1 + 5/7/2、【A音】+【F#音】が、6/6/1 + 5/9/4、【A音】+【G音】が、6/6/1 + 5/10/4 となります。 【A音】+【G音】で、左手の1番の指と4番の指が、十分に拡げて演奏します。

【練習:20分】[video] を良く見て、ムービング・ブルース・パワー・コードUの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
Dムービング・ブルース・パワー・コードUをさらに動かす            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_02_03 で学習した、【ムービング・ブルース・パワー・コードT】の変化した、【ムービング・ブルース・パワー・コードU】に、さらに動きを加えて見ましょう。 赤い音が、さらに動きを加えた音です。1小節目の音の動きを解説します。 初めの【A音】+【E音】を、6/5/1 + 5/7/2 で押さえます。このポジショニングを、押さえたままにして、4の指を、5/9/4 で押さえて弾き、この4の指を離して、【A音】+【E音】を弾きます。 さらに、4の指で、5/10/4 を押さえて弾き、また、4の指を離して、【A音】+【E音】を弾きます。 【A音】+【E音】を押さえたままで、4の指で、5/9/4、5/10/4 と動かして演奏します。

【練習:20分】[video] を良く見て、[ムービング・ブルース・パワー・コードUをさらに動かす]の感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
Eメロディを弾くZ(melody play original tune 'sunrise')            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_03_01 で学習した LA-guitars のオリジナル・テューン、'sunrise' のメロディーに、【ベンディング(bending=choking)】を加えて演奏します。 一番最後の、【C音】から【D音】、そしてまた、【C音】に戻るメロディーを、ベンディングを使用して演奏します。 まず、【C音】は、2/13/3 で押さえ、そのポジショニングのまま、弦をフィンガー・ボードの上方向へ引っ張り上げて、【D音】を出します。 【D音】が出たら、そのまま、弦をフィンガー・ボードの下向きに、引っ張りを戻して、【C音】を出します。 このベンディングの奏法の時は、最初の【C音】2/13/3 をピッキングしたら、後はピッキングを行わず、左手で弦を引っ張り上げる、または、引っ張りをやめると言う作業だけで、この音のつながりを表現します。

【練習:20分】[video] を良く見て、ベンディングの感覚をつかんだら、[stereo] に合わせて練習します。
F'sunrise'のコード・バッキング(chord backing)            【video】   【stereo】   【acrobat】
画像解説
stage_03_01 で学習した LA-guitars のオリジナル・テューン、'sunrise' の、【コード・バッキング(chord backing)】を演奏して見ます。 コードは、【C△】=C トライアード(C triad)、【F△】=Fトライアード(F triad)、【G7sus4】=G7サス4(G7 sus4)、【G#o7】=G シャープ・ディミニッシュド7(G sharp diminished 7)、【A-7】=A マイナー7(A minor7)、【D7】=D7(D7)の6個のコードです。 構成音などは、理論のコーナーで解説しています。今は、押さえたサウンドを楽しんで、演奏して下さい。

【練習:20分】[video] を良く見て、コードの感覚をつかんだら、'sunrise' を[stereo] に合わせて練習します。
G'sunrise'に使用するコード
画像解説
@





A





B





C





D





E
■'sunrise' に使用する6個のコードの押さえ方です。
@C△の押さえ方は、5/3/3、4/2/2、3/0/0、2/1/1、1/0/0 です。
AF△の押さえ方は、6/1/1、5/3/3、4/3/4、3/2/2、2/1/1、1/1/1 です。
BG7sus4の押さえ方は、6/3/3、4/3/4、3/2/2、2/1/1、1/0/0 です。
CG#o7の押さえ方は、6/4/2、4/3/1、3/4/3、2/5/4 です。
DA-7の押さえ方は、6/5/2、4/5/3、3/5/3、2/5/3 です。
ED7の押さえ方は、stage_02_02 で学習しましたので、思い出して下さい。

【練習:20分】6個のコードを、押さえたり離したりして、自由に押さえられる様になるまで、練習します。
H'sunrise'に使用するコードの押さえ方
画像解説
■'sunrise' に使用する6個のコードのフラッシュ・ムービーです。押さえかたを、しっかりと見て下さい。

【フラッシュ・ムービーの使い方】音量調性は、パソコンのボリュームで行って下さい。(最初の再生は、音量を絞って下さい。) C△のコードを押さえている手のあたりを、クリックすると、ムービーが始まります。 ダウンロードの最初は、キャッシュにデータがすべて溜まっていない場合が有りますので、サウンドとムービーの同期が上手く取れない場合が有ります。 その場合は、ムービーを2〜3回再生していたくと、同期が上手く動作いたします。
【理論】
@ベンディング(bending)            【video】  
画像解説
ベンディング=チョーキングの譜面です。 ■【ベンディング(bending=choking)】に付いて解説します。
ベンディングとは、引っ張り上げるの意味で、スラーの掛かった2音(それ以上の場合も有ります。)を、つなげる様に弾く奏法の1つです。 引っ張り上げるのですから、最初の音を弾いて、そのポジショニングは、そのままで、弦を上方に(下方でも良い。)引っ張り上げて、次の音を出します。 譜面の例では、【C音】3/5/3、から、【D音】3/5/3 に向かってベンディングしています。3/5 を、3番の指で押さえ、そのまま、弦を上方に引っ張り上げて、【D音】を出します。 今回は、3の指でベンディングを行っていますが、2の指や、1の指で行う事も有ります。 このベンディングで一番大切な事は、ベンディングも、スラーの掛かった2個の音をつなげる奏法の1つで有ると言う事です。 ベンディングでは、すぐに弦を引っ張り上げるのでは無く、最初の音、この例では【C音】がきちんと聞こえる様に出ている事が大切です。 ベンディングも、【C音】と【D音】をつなげている奏法ですから、ベンディングした後の、【D音】は、当然しっかりと出ますが、ベンディングする前の【C音】が上手く出ていない事が多いので、注意しましょう。
【練習:20分】ベンディングの感覚を、[video]を見てつかんだら、ギターで同じ事を、弾いて見ます。
A'sunrise'に使用したコード
画像解説
@





A





B





C
■'sunrise'で使用した【コード(chord)】に付いて解説します。
@の【C△】は、C トライアード(triad)と呼びます。単に、「C」と呼んでしまう場合も有りますが、厳密には、C トライアードと呼びます。 トライアードのトライ(tri)は、3を表していて(トライアングルなど)、トライアードの意味は、「3個の音で構成されている和音」と言う意味になります。 【C△】のギターで押さえたボイシング(楽器で押さえた時のコードの形)を見てみると、5弦から、【C音】【E音】【G音】【C音】【E音】となっています。 3音構成の和音と言いながら、ギターでは、5音押さえていますね。でも、構成音を見てみると、【C音】と【E音】が重複していますので、【C△】のコードの構成音は、【C音】【E音】【G音】の3音で有る事がわかります。 この様に、構成音は、3音ですが、ギターで押さえると、押さえた音が異なりますね。この状態を、【ボイシング(voicing)】と言うのです。 理論的な構成音と異なる、ギターで実際に押さえるコードの音の配音(音の並び方)の事を、ボイシングと呼んで、理論的な配音と区別しています。
Aの【G7sus4(9,13)】は、サス・フォー(suspended 4)と言うコードです。 サスペンディドゥとは、「引っ張り上げる」の意味で、コード・トーンの3度の音を、4度の音へ引っ張り上げる(3度の音の変わりに4度の音を使う。)と言う意味を持っています。 よって、G7 の3度の音が無く、4度の【C音】が、ボイシングに含まれています。
Bの【G#o7】は、ディミニッシュドゥ・セブンス(diminished 7th)と呼ばれるコードです。コードのルートから、短3度の規則的堆積を持つコードです。 Cは、【A-7】は、A マイナー・セブンと呼ばれるコードです。ボイシングは、【A音】【G音】【C音】【E音】の4音です。これは【A-7】のコード・トーンと一致しています。この様に、4音構成の和音を、フォー・ウェー・コード(4 way chord)と呼びます。
※さらに詳しい理論的な学習は、ミュージック・プロフェッサー(music professor)の講座を受講して下さい。

【覚えましょう】3音で構成された和音を[トライアード(triad)]、4音で構成された和音を[フォー・ウェイ・コード(4way chord)]と呼びます。
Bコード・トーン(chord tone)とボイシング(voicing)
画像解説
@






A






B






C






D






E

■【コード・トーン(chord tone)と、ボイシング(voicing)】に付いて解説します。
@は【C△(C トライアード)】コードです。コード・トーンの構成音は、【C音】【E音】【G音】の3音です。ギターで押さえる時の、音の配列(配音)は、5弦から、【C音】【E音】【G音】【C音】【E音】となり、重複音(repeated note)が2セット(合計4音)有ります。
Aは【F△(F トライアード)】コードです。コード・トーンの構成音は、【F音】【A音】【C音】の3音です。ギターで押さえる時の、音の配列(配音)は、6弦から、【F音】【C音】【F音】【A音】【C音】【F音】となり、重複音(repeated note)が、2セット(合計4音)有ります。
Bは【G7sus4(G7 サス・フォー)】コードです。コード・トーンの構成音は、【G音】【C音】【D音】【F音】の4音です。ギターで押さえる時の、音の配列(配音)は、6弦から、【G音】【F音】【A音】【C音】【E音】となります。(5弦は、カッティング・ミュートして消音します。)
Cは【G#o7sus4(G シャープ・ディミッシュドゥ7】コードです。コード・トーンの構成音は、【G#音】【B音】【D音】【F音】の4音です。ギターで押さえる時の、音の配列(配音)は、6弦から、【G#音】【F音】【B音】【E音】となります。(5弦と1弦は、カッティング・ミュートして消音します。)
Dは【A-7(A マイナー7)】コードです。コード・トーンの構成音は、【A音】【C音】【E音】【G音】の4音です。ギターで押さえる時の、音の配列(配音)は、6弦から、【A音】【G音】【C音】【E音】となります。(5弦と1弦は、カッティング・ミュートして消音します。)
Eは【D7(D7)】コードです。コード・トーンの構成音は、【D音】【F#音】【A音】【C音】の4音です。ギターで押さえる時の、音の配列(配音)は、5弦から、【D音】【F#音】【C音】【E音】【A音】となります。(6弦は、カッティング・ミュートして消音します。)




【覚えましょう】コード本来の音の構成(構成音)を、[コード・トーン(chord tone)]、ギターで(ギター専用に)押さえる時の音の配列(テンションも含む事が有ります。)を、[ボイシング(voicing)]と言います。


 ©copyright 2005 LA-guitars allright reserved.